Wellbeing総合研究所

現代日本人の真に幸福な生き方を多角的に考察するブログ

小さな望みをひとつずつ叶えていく方法

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夫婦関係に関する個人的な成功体験の記録です。

興味のない方はどうぞ遠慮なくスルーしてくださいね(^.^)

 

我が家には庭があります。

小さいながら、二階建ての高さを超えるほどのシャラの樹とサルスベリが植わっています。

他には、キンモクセイアジサイツツジ、シランやグラジオラス、ハーブなどが地植えされているのですが、手入れをしないと、すぐにドクダミやシダや色々な雑草たちに埋もれてしまい、その中でバッタが跳ね回り、見事に荒れ放題になってしまいます。

 

主人は花の名前はチューリップとユリくらいしかわからない人なので、剪定や施肥、草取りなどはわたしがやり、夫は水やりをするという役割分担が自然とできていました。

 

けれども、庭の手入れはなかなか体力がいりますよね。

真夏の草取りは汗だくになるし、高い所の枝を切ったり、運んだり…それが毎年エンドレスなわけです。

 

夫婦で庭掃除したい

 

今年の梅雨前に草刈りをした時、ハッキリとそう思ったので、そのまま主人に伝えたところ、

 

あっさり断られました。

花の手入れはわからないから、水やりやゴミ出しだけやる、と瞬殺。

 

そのような返事をもらった時点では、いったん共同作業は諦めました。

その代わりに、わたし1人でやっていた庭の手入れも、イヤイヤやると落ち込んだり機嫌が悪くなったりするのでほとんどやらず、梅雨が明けて日に日にボウボウになっていく庭を眺めていました。

そして時々、

「この庭の雑草を2人で楽しく引っこ抜き、絡まったツルも、高い枝も、枯葉もぜんぶ綺麗したら、どんなに気分がいいだろう。」と掃除が終わった幸福感を味わい、スッキリした庭と平和な夫婦の休日の過ごし方をイメージしてうっとりニヤニヤと満足感に浸りました。

 

そうしたらですね。

 

夫の方から休みの日に

「庭掃除を分担してやろう。高い枝はオレが切る。」と言ってきて、2時間だけ作業したら、

スッキリした庭があっさりと手に入りました。

 

願ってから叶うまで、半年弱。

先に気分を味わうスキルがあれば、誰でも平和な世界を征服できます。

世界征服といっても、人を無理に服従させなくとも、進んで周りの人が動いてくれて、争いもなく、理想の状態が創れるのです。

 

わたしたちそれぞれが、この味わうスキルを持つことで、他者を傷つけることなく、奪うこともなく、自分の世界を平和に幸福に維持することができます。